1日はうんざりするほど長いのに、1年は呆れるほど短い。
時間の砂は、みるみる指の隙間からこぼれ落ちて、決して掴んでいられない。
もがきながら進んでみたり、いつの間にか後戻りしたり。
時には、方向も目的地も見失う。
目まぐるしく変わり続ける世界。
変わろうとする自分。
変われない自分。
変わってしまった自分。
バラバラのまま取り残されて、行き場がない。
どこかもわからない場所に佇み、やがて自分の姿すら見失う。
私がいなくても、地球は回る。
だけど、
私がいても、地球は止まるわけじゃない。
だから、
今日も地球の隅っこに留まって、みんなより遅いスピードで、
私もゆっくり回っている。
こういうものを書く日もあります。
段々と「文章のスケッチ」ではなくなってきていますが、書く時に似たような脳の使い方をするので、自分のバランスを取るために書いています。