生きるを手繰る

生きづらい私やあなたが、生きる気持ちを手繰り寄せるために、ゆるりと考えること

マインドフルネスが続かないので、都合よく解釈してみる

マインドフルネス瞑想の練習が続かない

マインドフルネスは、ここ数年ちょっとしたブームですね。スタンフォード大学の講義やGoogleの研修に影響されて、社内で瞑想タイムを設ける日本企業も出て来ているようです。

ほんの偶然なのですが、実は私、ブームをかなり先取りして「マインドフルネスが良いらしい」*1という噂を耳にしていました。今さらですが、トレンドに疎い私としては大変珍しいことなので、ちょっと自慢しておきます。えっへん。

しかし私、何度かマインドフルネスのセルフトレーニングに挑戦しながらも、毎回挫折しております。清々しいほどの3日坊主です。これは何の自慢にもなりません。えっへん。

マインドフルネス挫折の言い訳

詳細は割愛しますが、これまで、本やネットで調べた専門家おすすめの瞑想法に何度かチャレンジしました。毎回「これを習慣にするぞ!」と気合を入れて取り組みます。

それなのに、こんな理由で続きません。

  • 独りでやっていると、正しく出来ているのかよくわからない
  • 雑念のパワーが強すぎる
  • 眠くなる
  • トレーニングの所要時間が少し長い(せめて5分くらいなら…)
  • そもそも何かを継続するのが苦手な性格

はい。全部言い訳でワガママです。続けられる人は、ちゃんと続けられます。そして、続ければ続けるほど効果も実感できるのでしょう。

あきらめたらそこで試合終了?

じゃあ「マインドフルネスは私には合わなかった」と諦めてしまうのか。またしても、私の挫折の歴史に新たな1ページが加わるのか。せっかく役立ちそうなものに出会えたのに…。

挫けそうな私は、マインドフルネスの定義を再確認してみることにしました。

改めて、マインドフルネスとは?

一般的に「マインドフルネス=瞑想」のイメージがありますが、正確にはもっと広い意味で定義されています。

日本マインドフルネス学会のHPには、以下のようにあります。

本学会では、マインドフルネスを、“今、この瞬間の体験に意図的に意識を向け、評価をせずに、とらわれのない状態で、ただ観ること” と定義する。
なお、“観る”は、見る、聞く、嗅ぐ、味わう、触れる、さらにそれらによって生じる心の働きをも観る、という意味である。

日本マインドフルネス学会  設立趣旨より

なるほど。五感を使って、とらわれのない状態で、ただ“今”の瞬間に意識を向けるのが大切なのですね。

次に、マインドフルネスの入門書も参照してみます。

マインドフルネスは、自分の心の動きに気づく力を高める方法で、瞑想によって練習するのが一般的です。

(中略)

だから、もっと日常生活にマインドフルネスやコーピングを取り入れてしまえばいいと思います。たとえば食事ひとつとっても、マインドフルに味わう。考え事をしながらエサのように口に入れるのではなくて、好きなものを、五感を働かせて大事に味わう…(以下略)

監修 熊野宏昭 伊藤 絵美 NHKスペシャル取材班(2017)『「キラーストレス」から心と体を守る! マインドフルネス&コーピング 実践CDブック』主婦と生活社.*2

少し都合良く抜粋してはいますが、一般的な練習法の瞑想だけでなく、日常生活に取り入れることも勧められていると読めますね。うん、これなら私にもできそう。

自己流マインドフルネスの解釈

というわけで、私は勝手に、自分のマインドフルネスを「日常生活でもっと五感を意識して、今の瞬間を味わってみること」と決めました。

本当に小さなことから始めています。今日はスマホを見ないでランチするとか、散歩しながら風景をよく見て風を感じるとか…。

特に、何らかの思考が頭の中をグルグルして、それに囚われて調子がいまいちな時は、意識的に取り入れるようにしています。
こちらの文章スケッチもその一環です。

www.kuzejune.com

素人が我流でやっているだけなので、本格的なマインドフルネス瞑想に匹敵する効果はないと思います。

でも、マインドフルネスを知る前より、頭の切り替えが上手くいくことも増えてきました。100%の効果は得られなくても、0が20%になるだけで多少の進歩です。


それでは最後のおさらいとして、マインドフルネスを一言で表現してみましょう。

考え過ぎてしんどくなる皆様、本日はこれだけ覚えて帰っていただければと思います。


Don’t think. FEEL!!

                   ーブルース・リー

※完全に非公式な見解です。

 

*1:マインドフルネスは、うつ病の改善・予防に効果ありと言われていますが、医療的にはまだ比較的新しいアプローチです。特に双極性、統合失調症、発達障害等に関するエビデンスは少ないようで、疾患によっても相性が異なる可能性があります。
何に関しても言えることですが、病気の診断がある方は、ご自身でメリット・デメリットを調べて、主治医に相談の上で始められることをお勧めします。

*2:続かなかった私が言っても説得力がありませんが、この本自体は、とてもわかりやすくて良い本なのでおすすめです。

マインドフルネスだけでなく、コーピングの方も大変興味深いので、1粒で2度おいしい。ストレス対策に興味のある方は、よろしければ見てみてください。

私ももう少しゆとりが出てきたら、改めてちゃんと取り組もうと思っています。

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  • 作者: 熊野宏昭,伊藤絵美,NHKスペシャル取材班
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