生きるを手繰る

生きづらい私やあなたが、生きる気持ちを手繰り寄せるために、ゆるりと考えること

「外出できない」を分解して考えてみる

仕事にも行けないし、遊びにも行けない

中程度〜重めのうつ状態になると、外に出られなくなる場合もあると思います。酷い時だと、私は3ヶ月以上寝込みます。そこまで長期間でなくても、3日〜1週間ほど寝込んでしまって、コンビニにも行けないことは結構ざらです。合算すると、年間の1/3〜1/2近くは完全に引きこもっている計算になるでしょうか。なかなかの隠居生活です。たとえ外出できたとしても、せいぜい通勤がメインで、休みの日に丸1日遊びに行くのは、私にとってだいぶ特別なイベントになってしまいました。

「仕事は行けないけど、遊びに行けるのは非定型うつ(新型うつ)」とか色々な説がありますが、個人的にはその分類もよくわからないですし、「遊びに行けるなら行ったらいいよ!」と思っています。この先症状が悪化して、全然出掛けられなくなることもあるかもしれません。状況が許すのであれば、楽しめるうちに楽しんでおいた方が良いと思います。

「外出できない」という症状は、うつ病や双極性障害だけでなく、統合失調症の人にも多いと聞きます。予定をこなせない、長い間社会との接点が持てないなど、かなり多くの人が悩んでいるわけです。

元気な人からしてみれば、きっと「外に出られない」の意味がわからないだろうと思います。大事な予定があるのに、どうしても出られない日、自分でも疑問に思うのです。「たぶん、物理的に玄関のドアを開けられないわけではない。でも外に出られない。それって一体何が起こってるの?」と。

外出できない要因を分解してみる

「外に出られない!」という大きな壁(ストレス)に、気持ちや意志の力だけで立ち向かおうとして、何度となく挫折してきました。それなら、その壁を細分化してみたらどうだろう。今日は無理でも、次に活かせるかもしれない。そう思って自分なりに要因を考えてみました。

人に会いたくない

誰にも会いたくない日があります。あるというより、私の場合は人に会いたくない方がデフォルトです。なかなか難しいですが、できる範囲で回避することもあります。例えば近所の人に会いたくないなら、バスを一本ずらしたり、幼稚園の送迎の時間帯を避けて家を出ます。

支度が面倒くさい、億劫

洗顔、メイク、着替え、持ち物確認…当たり前のことでも、調子の悪い時はうんざりする作業です。特に女性は工程が多い。相当調子が悪い時は「面倒」を通り越して「手順がわからなくなる」という謎の事態が発生します。

色々と手を抜けそうなポイントがあると思います。わりと誰でも無意識にやっていることかもしれませんが、メイクについては、改めてこちらにまとめてみました。 

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天気のせい

雨、極寒、猛暑。こんな日は誰だって家にいたいです。もうこれに関しては、人間が出来ることはほぼありません。予定を立てる前に天気予報を考慮するくらいでしょうか。

偏頭痛が酷いなど、気圧の影響も大きそうだという人は、こんなアプリも役立つかもしれません。基本は無料なので、私もしばらく使っていました。ただ2、3日に一度は、気圧に「注意」や「警戒」が表示されるので、気にしすぎるとかえって良くないかもと思い、今はあまり見ていません。ですが、目に見えない気圧の変化が予測できる便利なアプリだと思います。

頭痛ーる:気圧予報で体調管理 - 気象病・天気痛対策アプリ
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開発元:pocke, Inc
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身体的な症状

頭痛も含めた体の痛み、ひどい倦怠感、めまい、パニック発作など、人によって症状は色々だと思うのですが、とにかく体もしんどくて外出できない。これも今日のところは仕方がないと思います。無理は危険です。ゆっくりしましょう。

もし「これくらいの辛さで…」という罪悪感があるなら、自分の中で「インフルエンザにかかった」という設定にする手もあります。インフルの時は周囲のためにも外出禁止になりますが、こういった症状の時も同じとみなすわけです。感染こそしませんが、外で倒れたりしたら大変だから、家にいる。そういうことにしておきます。

私の場合は体力不足も大きいのですが、その点は気長に取り組もうと思っています。

ダメな時は、あきらめることを頑張る

色々考えてはみましたが、簡単に解決したら苦労はないですね。私は何年もこの問題と格闘中です。

理由はどうあれ「仕事や予定があるのに、今日も出かけられなかった」という日は、罪悪感でいっぱいになります。下手をすると、怒涛のむせび泣きモードに突入するので、とりあえずは気を紛らわすことにしています。すぐに生産的なことをしようとしてもあまり上手くいかないので、まずは諦めます。布団をかぶって寝てしまうか、なるべく負荷の低い小さな気分転換をします。

伝えたいのは、外出できないのは、あなたのせいではないということです。病気のせいです。極端な話、一生外に一歩も出なくても、その人が幸せならそれでいいのだと思います。罪悪感はなるべく早く捨てて、少し元気な時に出来る工夫をしてみる。それが今できるベストの方法だと思っています。