生きるを手繰る

生きづらい私やあなたが、生きる気持ちを手繰り寄せるために、ゆるりと考えること

【準備編】気分障害(うつ症状)の検査入院 体験記

引き続き、国立精神・神経医療研究センター病院(以下、NCNP病院)気分障害(うつ症状)検査入院について書いていきます。

※私が検査入院した時点(2018年)の情報であり、最新の情報とは異なる可能性があります。ご了承ください。

前回の記事はこちらです。

www.kuzejune.com

申し込みの流れ

1. 申込書類の用意

予約方法
 気分障害(うつ症状)検査入院パッケージは完全予約制となっています。ご希望の方は、下記内容をご覧いただいた上で申込書に記入し、かかりつけの先生(紹介医)に紹介状を作成してもらった上で、当院「気分障害(うつ症状)検査入院パッケージ係」宛にご郵送ください。

気分障害(うつ症状)検査入院パッケージ(6泊7日)|国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター 病院

とある通り、申し込みの段階で

  • 申込書
  • 医師の紹介状(診療情報提供書)

の2種類の書類が必要になります。書式は上記HPにあります。

主治医に紹介状を書いてもらう際には、検査の必要性向き不向きなど、よく相談してみてください。

申込書は自分で記入する形ですが、

  • 入院日程の希望(どこまで希望が通るかは不明)
  • 部屋の希望(後述
  • 連絡可・不可な時間帯(平日日中)

など、予め伝えておきたいことがあれば、記載するとスムーズかもしれません。

2. 申込書類を郵送し、気長に待つ

普通に郵送します。が、紹介状を同封していることもあり、私は念のため特定記録で送りました。心配性です。 

3. 電話で日程と部屋の調整

郵送から約3週間経った頃、NCNP病院から電話がありました。

入院日

担当者からは、電話連絡の時点から約1週間後の入院日を提案されました。「おっ、結構急だな」と思いましたが、奇しくもちょうど無職になった私は即決です。

部屋について

大部屋にするか、個室にするかなど、部屋もこの時点で決めます。個室については、下記から辿れるPDFに説明があります。

入院のご案内|国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター 病院

かなり迷ったのですが、私は一番安い個室を希望しました。贅沢な気もしたのですが、以前に大部屋の入院生活が合わなかった経験があり、なけなしの貯金をはたくことにしました。

思った以上に広く、緑の見えるキレイな部屋だったので、結果的には大正解でした。トイレと洗面台付きの個室です。シャワーが共同な点以外は、都会のビジネスホテルより快適でした。比べるのも変ですが。

その他

何か疑問があれば、このタイミングで病院担当者に聞いておくと安心です。

検査が休みになる土日は、一旦帰宅できる場合もあるので、希望する人はそれも確認しておくと良いと思います。

4. 申し込み完了

これにて申し込み完了です。特に病院側から書類での案内などはありませんでした。

また、事前の外来受診もありません。入院用の荷物を持って、いきなり当日病院に向かえばOKです。(適応がないと、そのまま入院なしで帰されるらしいです。)

 

luggage

入院当日までの準備

必要な持ち物

公式に注意事項も含めて記載があるので、事前にご一読を。少しだけ補足します。

特に大事な持ち物
  • 保険証
  • 普段飲んでいる処方薬
  • お薬手帳(過去のもあると良い)
  • 認め印
あると便利かもしれない
  • 小さめのバッグ:院内移動用
  • 小さめの財布:簡易金庫が小さい
  • ドライヤー:うっかり忘れて不便でした。
  • 自立支援医療受給者証:基本的には関係ないはずですが、受付でコピーを取っていたようなので、念のため。

もし余力があれば、やっておくと良いこと

限度額適用認定証の申請

健保・国保に予めこの手続きをしておくと、病院窓口での支払負担が限度額まで引き下げられるようです。ただ、事前にこれができなくても、後で高額療養費制度の申請が可能です。気になる方は調べてみてください。

病歴・過去の症状に関する資料を用意する

私は病歴の説明が苦手なので、通院歴や薬の履歴、ライフイベント等をまとめた資料を持参しました。併せて、最近の体調の記録も持っていきました。

通常はそこまでする必要はないと思うのですが、何か手持ちの記録があれば持参しておくと、問診や心理検査の記入で役立つかもしれません。辛かった時の日記でも、過去の診断書のコピーでも、自分の記憶の手がかりになりそうなら、何でもいいと思います。

ハッキリ色々思い出せる方や、最初の問診時に付き添いがいる場合は不要かもしれませんし、無理のない範囲で。 

研究協力依頼への対応を考えておく

前回少し触れましたが、病院側から臨床研究への協力を依頼される場合があります。具体的に何を依頼されるかはケースバイケースですが、検査項目が追加されたりします。

メリット(追加のデータが得られる等)、デメリット(リスクがあればリスク)を含めて、詳細かつ丁寧な説明があります。ただ、うつ症状がある時に、専門的な話の即断即決は難しかったりします。私はオタオタしました。

変に悩んで軽くストレスになってしまったので、事前にもう少し考えておくべきだったと反省しました。研究機関なので、当然といえば当然なんですよね。

なので、予め自分のスタンスを考えておくと、当日の悩みが減ると思います。

  • 全面的に協力する
  • 負担のかからない内容であれば、協力する
  • 予定の項目だけを検査し、研究には協力しない

どれも個人の自由なので、尊重されるべきだと思います。

私は悩んだ結果、お断りした案件もあります。身体に少し負担のかかる検査だったので、家族と相談して慎重な選択をしました。

なお、一旦依頼に同意しても、いつでも撤回の自由があります。可能な限り時間をもらい、メリットとデメリットをよく考えて、自分の意思で選択してください。


次回からようやく検査が始まります…。