皆さんは、情報が多過ぎて疲れてしまうことはありますか。
私はあります。今がそうです。
ブログを始めて約1ヶ月半。色々とweb周りのことを調べたり、他の方のブログを読むのが楽しい毎日で、とても刺激になっています。
楽しさのあまり、調子に乗ってTwitterアカウントまで作ってしまいました*1。まだ多くの方と繋がりを持っているわけではありませんが、ついあれこれ見てしまいます。
インターネット見過ぎです。
ということで、「ネットの見過ぎなので、ほどほどにしたいと思います」というのがこの記事の主旨です。
これ以上の無駄な情報は不要という方は、ここでページをそっと閉じて、浮いた時間でぜひお茶の一杯でも飲んで頂けたらと思います。
書く方のエゴとしては少し寂しいものがあるので、無用な情報を付け加えていきます。
「ネット上の情報の多さに疲れる」をもう少しだけ掘り下げてみます。
技術的、マーケティング的な視点は置いておいて、受け手側の視点に基づいて、ネット情報の種類を2つの分類で考えてみました。
プッシュ型
必要な情報をユーザーの能動的な操作を伴わず、自動的に配信されるタイプの技術やサービスのこと。テレビやラジオなどのように情報提供者側からユーザーに対して情報が「押し出されてくる」ような感じからこう呼ばれている。
プッシュ型(ぷっしゅがた)とは - コトバンク より抜粋(原文ママ)
ほぼ自動で流れてきて、受動的に受け取るタイプの情報ですね。「テレビやラジオ」とありますが、SNSのタイムラインも、この「プッシュ型」に相当すると思っています。山のように送られてくるメルマガや、企業からの販促メールなどもプッシュ型と言えます。
自分から能動的に探しに行かなくても、色々な情報が見られる。便利ですね。
あれ…でも私にとって、このプッシュ型の情報は疲れる要因かもしれません。
効率的に情報を得られる反面、頻繁に見ていると、脳に「これでもか」と情報を詰め込まれる感じがしてきます。ある程度スルーしているつもりでも、頭の中に断片的な情報が残ってしまってノイズになります。
次から次へと新しいデータが流れてきて、私の脳では処理が追いつきません。
ちなみに、はてなブログにおける「購読中のブログの更新通知」も、一種のプッシュ型だと思っています。なので、私が読者登録しているブログは多くないですし、今後もあまり増やせないと思います。
自分のブログを読者登録して頂くのはとても嬉しいので、何だか申し訳ない気持ちではあるのですが、私の脳の都合です。何卒ご容赦ください。他の方のブログは、別の方法でちょこちょこ拝見しているので、今後もそうするつもりです。
プル型(フェッチ型)
「プッシュ」の対義語は「プル」が一般的だと思いますが、メールの設定などでは「フェッチ」も対の言葉として馴染みがあるので、併記しておきます。
説明としては、「プル型」のものを引用します。
必要な情報をユーザーが能動的に「引き出しに行く」タイプの技術やサービスのこと。「プッシュ型」との反対語として利用されることが多い。WebブラウザーにWebページのURLを入力したり、Webページのハイパーリンクをクリックしたりする操作により情報を引き出すWWW(World Wide Web)はプル型のコンテンツである。
プル型(ぷるがた)とは - コトバンク より抜粋(原文ママ)
プッシュ型とは対照的に、自ら能動的に見に行くタイプの情報を指しています。検索して調べるのも、プル型の情報収集ですね。
プル型は主体的なアクションなので、プッシュ型よりも自分でコントロールしやすいのではないかと思います。目的の情報を見て、それで終了とすれば、さほど疲れないで済むはずです。
ただ、注意が必要だと思うのが、プル型のつもりで見ている情報の中にも、プッシュ型がかなり紛れ込んでいることです。
例えば、検索して得た情報の中には、その内容に関連するリンクはもちろん、あまり関連しないリンクも混じっていたりしますよね。
そういうリンクをつい辿ってしまい、その先でも同じようなことをしていると、ネットの海を永久にさまよい続けることになります。能動的に見ていたつもりが、「あれ?そもそも何でネット開いたんだっけ?」ということに…。よくあるパターンです。
私の知人は、この状態を「マインドレス・ネットサーフィン」と呼んでいます。まさに「心ここに在らず」の「マインドレス」状態だと思うので、私もよくこの言葉を使っています。
そんな話を踏まえて、私のインターネット利用方針を整理してみました。
- プッシュ型の情報は苦手なので、適度な距離感で付き合う。見ない、開かない勇気も持つ。
- プル型に紛れ込む、さりげないプッシュ型情報にも注意する。
つべこべ言わずにインターネットをオフにすれば済む話なのですが、なかなかそれも難しいことが多いので、自分のために整理してみた次第でした。
まあ、私自身もこうして色々な形で情報を撒き散らしているので、あまり偉そうなことは言えないなと思っています。
健康第一。このブログとも私とも、ほどほどにお付き合い頂けたら嬉しいです。
*1:Twitterは自分に合わないと思って、過去にいきなりアカウントを削除した前科があるのに、懲りずにまた作ってしまいました。でもやっぱり使い方が難しい。むむむ。